集客のためのブログは、人が読みにきてくれる記事を書くことが要件です。
書きたいことを書いていても誰も読みにきてくれないのです。
人が読みにきてくれる記事とはどんな記事なのでしょうか。
Twitterでは、ブログ運営などの情報を配信しています。どうぞご覧ください、
人が読みに来てくれる記事とは,その人の未来の解決のために用意してあげた記事
未来の解決のために用意してあげた記事
それは、簡単にいうと、人が検索窓に入れる言葉を知り、その言葉から予想されるその人の持つ悩み,疑問などについて先回りして記事を用意してあげるということです。
未来の時点で,その人が検索してくるその時のために,今書いておいてあげる,ということですね。
だから読まれる記事なのです。
では,Googleトレンドや,Twitterのトレンドワードなどに出てくる言葉や事件,人物などについて書けば,みんなの話題になっていることだからすぐに読みに来てくれるじゃないか。
そう思われるのも自然なことだと思います。
しかし,これは2つの点で読まれる記事とは言い難いのです。
- 1.トレンドがすんだら,誰も興味関心を示さなくなる。読まれない記事になる。
- 2.競争相手が多すぎて,そもそも目に止まらない。
トレンドが過ぎたら読まれない
トレンドが過ぎたら読まれない
これは一度経験したらこりごりになります。
過去に,あるトレンドをもとに記事を書いたことがあります。2週間ほど前に先回りして書いておきました。
案の定,1週間ほど前になったら徐々にアクセスが集まり始めました。
そして,前々日から前日にかかけてその記事だけで2000PV,3000PVと増え,なんと当日には7000PVを集めたのです。
わたしは有頂天になりました。
記事の書き方の極意を学んだ気がしたのです。
今後は,これからくるトレンドを先回りして書いておけばいい。
それを繰り返していけば,常に高いPVを得続けられると・・・
しかし,酷いものでした。
翌日には,半分におち,わずか三日後には,また元のようにサイト全体で数百アクセスまでもどってしまったのです。
当然,その後はその記事は読まれません。
がっかりして,次のトレンドを狙う気にもならず,そのまま気力は戻りませんでした。
そのような当たるトレンドを探す気力も自信もありませんでした。
注意ポイント
注 あえて,トレンドブログをつくり,日夜新しいトレンドを求めて一気にアクセスが来る記事を書くことを繰り返す手法もあります。
年間を通じてトレンドを追っていきますので,わたしのように一回バズった後,その後波がひいたからと言ってがっくり来ているような暇はありません。波が引くことは想定済みです。
ひたすら「こんどくるのはなに」とアンテナを立て,事前に記事を仕立て上げる,という記事を書くことに自分のビジネスを定めている人もたくさんいます。
競争相手が多すぎて,そもそも目に止まらない
そもそも目に止まらない
人が集まるトレンドワードは,他にも書いている人がたくさんいるので,それらの強豪を押しのけて検索結果の上位に時分の記事を表示させることはなみたいていではありません。
検索2ページめになると,もう人はみないといわれています。
それどころか,検索結果の10ページにも入らないなどということはざらにあるのです。
せっかく,「今旬の話題はこれ!」と思って集中して莫大なエネルギーを使って記事を書いても,そもそも人の目に止まらないわけです。
「読まれる記事」には,到底なりえません。
毎年繰り返す年中行事的トレンドを書く
毎年繰り返す年中行事的トレンド
トレンドを捕まえるのは大切なことです。
どうせ捕まえるのなら,毎年繰り返してやってくるトレンドを捕まえてはいかがでしょうか。
「○○が薬物でつかまった」とか
「○○のドラマがおもしろい」などの話題は一時的にアクセスが集まりますが,すぐに終息し,二度と読んでもらえません。
しかし,
🍏「渋谷ハロウィーンで,プーさん通りますがおもしろい」とか
🍏 「山笠が通り抜けるのを見る一番の穴場」
などは毎年やってくる大きなトレンドにのっかった記事であり,毎年読まれます。
波が繰り返しやってくるようなものです。
そのような記事をいくつも書いていれば,年中アクセスを集め続けることができます。
実は上で上げた1日に7000アクセスを集めた記事は,季節性のある記事でした。
いったんはがくんと下がってわたしをがっかりさせましたが,なんと次の年,なんにもしないのにまたその記事が上がりだし,数日前から何千アクセスを集め始め,当日6000アクセスを叩き出しました。
一度はわたしをがっかりさせたトレンド記事でしたが,毎年その波がやってくる記事でもあったわけです。
また,来年同じようにその記事はアクセスを集めてくれるでしょう。
競争相手がたくさんいるところで隙間を見つけて書く
競争相手がたくさんいるところで
隙間を見つけて書く
悩みや問題を解決する記事は,ジャンルによっては,人がすごくあつまっています。
クレジットカードとか,育毛,転職,引っ越しなど,常に人の需要があるジャンルです。
競争相手が多く,「レッドオーシャン」と言われます。
そんなところで普通に記事を書いてもすぐにうもれてしまい,見つけてもらえません。
しかし,そもそも人がたくさん集まるところでないと,読みに来てもらえないということも事実です。
どうしたらいいのでしょうか。
ポイントは次の一点です。
隙間を見つける
たくさん人が集まっているところでも,誰も書いていない記事というものがあります。
それを見つけることができれば,検索をしてきた人に拾ってもらうことができるわけです。
具体的には,「がら空きキーワード」と呼ばれます。
例えば,「ブログ 初心者 稼ぐ」というキーワードで検索してくる人はたくさんいますし,その3つの言葉で記事を書いている人もたくさんいます。
「ブログ 初心者 稼ぐ」はレッドオーシャンのキーワードだと言えます。
そんな中で時分も「ブログ 初心者 稼ぐ」の3つの言葉による検索意図を汲み取ってそれを解決する記事を書いても,それは他にもたくさん書いている人がいて,とても読んではもらえないでしょう。
しかし,「ブログ 初心者 稼ぐ」にもう一言加えて「1万円」としてみたらどうでしょうか。
検索意図は,「ブログを始めたばかりの初心者の自分が,月にたった1万円でもいいので,稼ぐにはどうしたらいいのか」ということになるでしょう。
そして,「ブログ 初心者 稼ぐ 1万円」と入力してみて,表示される記事に,上の検索意図に応える記事がなかったら,それががら空きなのです。
わたしがその人の問題を解決してあげる記事を書きましょう。
それで,わたしにもアクセスが集まるわけです。
レッドオーシャンの魚たちの一部が網にかかってくるというわけですね。
こういうキーワードを見つけることを「キーワード選定」と言います。
具体的なやり方については,また別の記事で書きます。
まとめ
以上,読まれる記事を書くということについて2つのことを書きました。
- 毎年繰り返す年中行事的トレンドを書く(トレンド)
- 競争相手がたくさんいるところで隙間を見つけて書く(キーワード選定)
トレンドの風を捕まえて記事を書くのはとても楽しいものです。
しかし,風が過ぎたらがっかりということにならないようにしたいですね。
そこまで想定内で楽しく書き続けるのもありですが,できれば,そのトレンドの中に何か年中行事的な要素を見つけて書くというのもいいのではないでしょうか。
話題の映画は,それが終わればアクセスはなくなりますが,しかし,DVDが発売されたり,テレビで放送されたりしたタイミングでまたアクセスがあります。その時を察知して以前書いた映画記事にテコ入れするというのもいいですね。
また,キーワード選定も,クイズに答えて正解を楽しみにするような感覚で楽しいですよ。
うまくあたってアクセスが来たときには飛び上がって喜びたくなります。
プロ・コーチによるブログ運営のためのブログ
このブログは,プロ・コーチであり,10年以上にわたって多くのブログやサイトを運営しているLyusytleが,ブログ運営コーチングのセッションで話題になったことを書いている,ブログ運営のためのブログです。
Twitterでは、ブログ運営などの情報を配信しています。どうぞご覧ください、