前回までに,検索需要の多いキーワードとして「本田翼 髪型 ショート」を選び出しました。
稼げる記事を書くためのキーワード選定2〜検索需要の多いキーワードを選ぶ
改めてまとめてみると,
- ニュースやトレンドなどのソースから選んだキーワードの検索需要を,キーワードプランナーで調べる。
- そっから,検索ボリュームが多いキーワードを選ぶ。
- そのキーワードについて,GoodKeyWordで,2語目,3語目の複合キーワードを見つけ出す
- すべての2語目,3語目を含んだ複合キーワードの検索ボリュームを,キーワードプランナーで調べる。
- スプレッドシートで開いて,ボリューム100-1000あたりのキーワードを記事候補として選ぶ。
このことを一ステップずつたんたんとやることで,検索需要の多い複合キーワードを,記事候補として選ぶところまでいきました。
しかし,まだ,「記事候補」です。
これは,たくさんの人が検索するキーワードを見つけただけであって,これから書く記事自体がトップページに表示されるところまでは行っていません。
そのためには,「そのキーワードについては,たくさんの人が検索するのに,あまり書かれていない,いわゆるがら空きキーワード」というあまりに都合のよい,お宝のキーワードを見つけ出す必要があります。
沢山の人が検索するのに,あまり書かれていない。
それなら記事を書きさえすればどんどん検索されるじゃありませんか。
ここまでして,はじめて書いた記事がトップに表示される可能性がでるのです。
今日は,キーワード選定最後のステップ 「ライバルチェックによるがら空きキーワードを見つけるための手順」について説明します。
※この記事では,あくまで例として「本田翼 髪型 ショート」を上げているだけです。この記事を読む時期等によりこの記事にある結果の通りにいつでもなるわけではありません。このことをご了承の上,お読みください。
ライバルが少ない記事を調べるとは
昨日選びだした「 本田 翼 髪型 ショート 」という3語の複合キーワードは,検索ボリュームが100-1000ありました。
初心者が挑戦するのにちょうどよいくらいの検索ボリュームです。
この「本田翼 髪型 ショート」という3つの言葉を入れたタイトルをつけたブログ記事はどれだけあるのでしょうか。
実際に検索窓に「本田翼 髪型 ショート」という言葉を入れて検索してみます。
すると,これだけありました。
23万7000件もの検索数です。

これでは,とてもわたしが書いても太刀打ちできません。
ここからが大事なところです。
では,その上位に表示された記事のタイトルに「本田翼 髪型 ショート」の3語とも全部含んだ記事はどれだけあるのでしょうか。

三語を含んだタイトルの記事だけを表示させる「allintitle」
「allintitle:」という検索演算子と呼ばれる言葉を最初につけることで, タイトルにキーワードすべてを含んだ記事を表示させることができるようになります。
「本田翼 髪型 ショート」の前に「alltitle:」をつけて検索するのです。
「allintitle:本田翼 髪型 ショート」ですね。
これで調べると、この三語を含んだタイトルだけが表示されるようになるのです。
するとこうなりました。

この三語だけを含んだ記事を検索してみると,なんと「8件」です。
このことから,あなたがタイトルに「本田翼 髪型 ショート」を全部含んだ記事を書けば,この記事と肩を並べることができる可能性があることがわかります。
選んだキーワードを全部含むタイトルの記事が少なかったら、あなたがそれをかくことで一気にトップページに表示される可能性がある。
そういうことです。
これで,「本田翼 髪型 ショート」をタイトルに入れた記事を書くという方向性が定まるわけです。

「allintitle:」はあくまでヒントの一つ
それでは,この3つの言葉を入れたタイトルをつけさえすれば上位表示されるかというと簡単ではありません。
なぜかというと,「本田翼 髪型 ショート」で調べても,トップページにはそれを全部含んだわけではない記事がたくさん表示されているからです。
タイトルには含まれていないけど,見出しや本文にこのこの場が使われているというわけです。
Googleは,「本田翼 髪型 ショート」で検索している人は,本田翼のショートの髪型みたいに自分もしたいと思って検索しているのだろう,など,「検索意図」を判断しています。
ですから,記事のタイトル自身にこれがはいっていなくても,内容がその人の検索の意図にあっていれば,上位に表示させているわけです。
タイトルにこれら三つのキーワードを含んだ記事を書けば表示される可能性があるわけですが、それだけではなく,見出しや本文にちゃんとそのキーワードで検索してくる人の「検索意図」に答える本文がちゃんと書かれていることが最も重要なわけですね。
まとめ
- 100-1000くらいのボリュームの「複合キーワード」が見つかったら,「allintitle:」をつけて検索し,ライバルがどのくらいいるか調べる
- つけた場合に比べて,数がかなり少なければ,これらのキーワードすべてを含むタイトルで記事を書くことで,このキーワードを打ち込んだ人のトップページに表示される可能性が高い。
- しかし,記事の内容がそれを打ち込む人の検索意図に答えているということが最も重要
以上になります。
それでは,もう一度,最初からおさらいしておきましょう。
検索の需要が高く,かつ,ライバルが少ない複合キーワードを見つける。
そのためには
- ニュースやトレンドなどのソースから選んだキーワードの検索需要を,キーワードプランナーで調べる。
- そっから,検索ボリュームが多いキーワードを選ぶ。
- そのキーワードについて,GoodKeyWordで,2語目,3語目の複合キーワードを見つけ出す
- すべての2語目,3語目を含んだ複合キーワードの検索ボリュームを,キーワードプランナーで調べる。
- スプレッドシートで開いて,ボリューム100-1000あたりのキーワードを記事候補として選ぶ。
- 選んだ複合キーワードをそのまま打ち込んでボリュームの大きさを確認する。
- 「allintitle:」をつけてキーワードをすべて使った記事の数を確認する。少なければ,記事を書く候補とする
以上,ひとつひとつ上のことを積み重ねれば,検索上位に表示されるキーワードを見つけることができるということですね。
随分たくさん手順があり,かなり時間がかかりそう,と思われたかもしれません。
でも,なれてくればこのキーワード選定にかかる時間はだんだん短くなります。
つまり,特別なスキルや才能は必要ないということですね。
必要なのは,「なんとか検索上位に表示されたい!」という強い気持ちからくる根気です。
なんども繰り返してみて,流れさえ身につければ,検索される記事を書くことができるようになりますので,ぜひ練習してみてください。
大切なのは,このあとの,「検索意図にきっちりと答える記事を内容豊かに書く」ということです。
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